5/25・26の投稿と内容がかぶりますが、特に大学受験生に向けて書きます。
5月に入ると、予備校主催の大学入試模擬試験が始まります。
河合塾の「全統模試」、秋には難関大の「オープン」など。
かなり前からあります。少なくとも40年以上は。
共通テストの模試は、国立理系にとってはきつい。
何が・・・、本番2日間の試験を、模試では1日で行う。
“受験は体力だ”
一番気になるのは、「模試の成績」でしょう。
なかでも「判定」。
現役生のみなさんは、最後の最後になっても
模試でも、共通テストリサーチでも、もしかしたら「E判定」しかつかないかもしれません。
でも、
E判定の意味を理解してください。
高2までの模試とは異なり、「現役生」と「既卒生(浪人生)」と合わせての判定です。
特に、1学期のこの時期の判定は、圧倒的に既卒生が有利です。
逆に言えば、この段階で既卒生がE判定であれば、志望校を見直してください。
現役生でSやA判定なら、良い意味で志望校を見直して、
受験勉強のモチベーション維持をしてください。
また、自分が受けた模試について、E判定の割合はどれくらいいるのか。
それぞれの判定の分布はどうなっているのか。
把握してみてください。
でもでも、模試で一番大切なのは、判定でも偏差値でもありません!
「模試で一番大切なので、自分の弱みを発見すること」
これにつきます。
時間配分やケアレスミス、マークミスなどの試験そのものに対する“慣れ”のせいか。
”特定の分野”で正解できないのか。
こういったことは、成績表が返ってくる前に、試験当日から翌日にできること。
試験当日配布される「模範解答・解説」を使って、自己採点をする。
間違えた問題は当然解きなおす。
問題用紙は、本番直前に解きなおすこともあるので、正答を書き込まない。
日々の学習計画を見直すこともできます。
成績表が返ってくるまで、1ヶ月近くかかるようなので。
成績表が返ってきたら、マークミスがないかも確認。
そして、最初に述べたように「判定や偏差値」ではなく、
成績の中身・本質を分析しよう。
最後に、受験生の保護者様へ、
「結果は、線(トレンド)で見てください。点(スポット)では見ないでください」