かたかなの「ネ」がスリムになった部首がありますね。
これ、「ネへん」ではなく、「しめすへん」と言います。読み方はともかく、この「しめすへん」が使われた漢字ってどんなものが思い浮かびますか?
「神・社・福・祈・禍・・・」
へんではないのですが、「祭」にも「示」が入っていますね。
「しめすへん」はもともと「ネ」ではなく「示」だったそうで、 “神様をまつる祭だん”の絵から変わったものだそうです。だから、神様や神社、お祭りなどに関係する字に使われています。
“禍福はあざなえる縄のごとし”
福= つくり(右側の部分)は「まるくふくらんだとっくり」
へん(左側の部分)は「しめすへん」で「祭だん」を表す。これらを合わせた字。
とっくりにたっぷり酒が入っているように、神のめぐみがゆたかなことを表す。
禍= つくりは「関節の骨にある丸いあな」をあらわし、「くぼんだあな」という意味。
それと「祭だん」が合わさって、神のたたりを受けて、落とし穴にはまることを表す。
よく似たへんに「ころもへん」というのがあります。
「襟(えり)・袖(そで)・袴(はかま)・裾(すそ)・裸(はだか)・・・」
へんではないのですが、「裁・襲・袋・装・・・」 にも「衣(ころも)」が漢字の中に入っていますね。
文字通り、衣=着るもの・布・おおうものに関する漢字ですね。
漢字は、丸暗記したり、何回も書いたりしなくても、同じ部首の漢字をグループにすると覚えやすくなりますよ。「へん」や「つくり」などの部首にどんな意味があるのかを調べてみると、漢字がおもしろくなると思いますよ。
