英検(実用英語検定)に「準2級プラス」という新しい級が、今年度から設定されました。
3級、準2級を取得していると、高校入試にメリット有り。
2級、準1級で大学入試にメリット有り。
一次試験で、リーディング・リスニング・ライティング技能を
二次試験で、スピーキング技能を数値化する。
マークシート主体で、出題傾向は周知されていて、対策本や過去問集も充実しているので、
学校の定期テストより、ラクに点数が取れるようになる(はず)。
準2級と2級との合格率の差が大きいということで、
その間に「準2級プラス」が設定されたそうです。
準2級は、英語の得意な中学生が少し頑張れば、合格できます。
2級は、以前の共通テスト・センター試験の英語と同等レベルかと思います。
とにかく検定は、英検・漢検・数検いずれも過去問あるいは対策本を繰り返し2周3周やることをお奨めします。
英検は、旺文社の対策本が使いやすかったかな。
過去問は公式ページからダウンロードできるので、まずはそれにトライですね。
漢検は、問題集が漢検協会からも出ているのですが、
私の今の一押しは、高橋書店の書き込み式問題集。
1日分の量が少なく、しかし繰り返し回数が多いので、定着しやすいと思います。
書き込み式ですが、1周めはコピーして、2周目で書き込んでもらっています。
数検は、過去問と数検出版からの対策本がベストです。
というより、これ以外はあまりないようです。
それぞれ、どの級が何年生の学習レベルに相当するかが示されています、
難易度だけで考えると、数検がこの3検定の中では一番易しいと思います。
自分一人でコツコツ進められるタイプなら、漢検がお奨め。
時々、小学生低学年が数検1級に合格とか、
海外生活のない幼児が英検3級に合格とか、
いろいろと早期英才教育の例みたいに取り上げられますが、
これらの検定は、さまざまな学力の要素のある一つの側面からの
評価軸を設定したものに過ぎないことだけは頭の隅に置いてもらいたいですね。