辞書をひく、辞書を読む

学び

「舟を編む」(三浦しをん著、光文社刊)をドラマ化したものがNHKで放送されています。原作小説とは、少しイメージが違うように感じるのでありますが・・・。

「相棒」というドラマ。おなじみの杉下右京さんが明晰な頭脳で事件を解決していきます。再放送が何回もされていますので、「辞書の神様」(シーズン17第3話)、森本レオさんがゲスト出演の回も2~3回、観た記憶があります。辞書編纂に関わる人たちの間で起きる事件でした。

辞書編纂の仕事をしていらっしゃる方々は、そうでない人たちよりも、ことばに対するアンテナをより高く、より研ぎ澄ましていらっしゃることは、どちらのドラマにも共通して描かれています。そして、日本語をとても愛して、己たちの紡ぐ辞書に誇りを持っていらっしゃる。

現代の私たちが、昔の人たちに比べてどうであるかは知らないですが、辞書を作る人と辞書を使う人の間には、ことばに対する思いの差は崖のように大きなものであるように感じます。

小学生のころから、辞書をひく、そして読む習慣をつけることを強く勧めます。

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